花粉症になるかならないか、それか問題だ!
遺伝で決まる、花粉症になる人、ならない人
ご存じの通り、花粉症は、原因となる花粉を吸い込んだために起こる病気ですね。花粉は空気中を飛び回っているので、誰もが同じように花粉を吸い込んでいるというのは当然のとですが、それでも花粉症になる人と、ならない人がいます。また、花粉症の人とそうでない人の鼻汁を調べてみると、同じように花粉が存在しているそうです。差がないのです。
同じように花粉を吸い込み、同じように鼻の粘膜に付着しているのに、花粉症になる人と、ならない人がいる…、どこで別れるのでしょう?
花粉症になる人は、よく言われる「アレルギー体質」の人です。花粉症の原因となる花粉(抗原)を吸い込むことによって、体内にIgE抗体(免疫グロブリンE)という抗体を作る人に限られます。この抗体ができると、花粉が目や鼻に付着すると、抗原抗体反応を起こし、花粉症としての症状があらわれるということになります。
つまり、IgE抗体が作られるか、作られないかが、花粉症になるかならないかの分かれ目だということになります。
こうなると、今度はIgE抗体を作る人と、作らない歩との違いは…、と思われるのでしょうが、これは簡単で、遺伝により生まれながらに決まっているのだそうですよ。親から受け継いだ遺伝子の中に、IgE抗体の産生機能を抑制する遺伝子を持っているかいないか。ポイントはここなのですね。この遺伝子は、アレルギー抑制遺伝子、あるいは免疫抑制遺伝子と呼ばれています。
アレルギー抑制遺伝子がないと、抗原となる花粉が体内に入ってきた時に、それに対するIgE抗体を作っていき、ある量まで増えると、花粉症の症状が出てくるようになるのです。
この遺伝子の存在は、今のところ実証されてはいないそうなのですが、どちらにしろ、遺伝子のレベルで決定される要因によって、花粉症になる人とならない人との、根本的な違いなのだそうです。
Posted: 2月 3rd, 2008 under 花粉症の基礎知識.
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