花粉症は若年での発病が多い!
花粉症が発病する年代は、20~30代が多い!
東京都の1996年における調査では、30~44歳での有病率が34.4%と最も高く、0~14歳の子どもでは8.7%、60歳以上の高齢者では8.1%だったそうです。年代によってかなり有病率が異なる病気であることがわかります。
とくに、発病しやすい年代は20~30代です。 これ以前の年齢ではなぜ少ないかというと、それは体内のIgE個体の量によります。花粉症が発病するには、体なのIgE抗体の量がある水準に達する必要があるからです。遺伝的素因を持っていても、生まれた時から発病するわけではなくて、発病するまでには、IgE抗体が体内にたまるまで、ある期間が必要なのですね。
体内に入る花粉の量が多ければ多いほど、早い時期に発病すると言うことになります。これは、逆に考えると、遺伝的素因を持っていても花粉に接する機会が少なければ一生発病しない場合も考えられるわけです。
高齢者の発病率が低いのは、現在の高齢者が若い時にあまり花粉を吸っていないためだと考えられているようです。日本で花粉症の患者さんが増え始めたのは1950年代以降のことですが、それ以前は体内に入る花粉の量がかなり少なかったのだろうと考えられています。もちろん、1950年代以降では、今の若者達と同じように花粉を吸い込んでいるのでしょうが、年をとるとIgE抗体の産生量が減少しますので、症状が出るIgE抗体が増えなかった人が多いのでしょう。
花粉症になる人は、まず遺伝的素因を持っていることと、花粉との接触でIgE抗体が発病レベルまで 達してしまった人であるといえます。
Posted: 2月 6th, 2008 under 花粉症の基礎知識.
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